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カール字幕化




さっそく始まったよ「カールじいさん字幕化計画」です。
いやーこれがまた予想以上に面白い!
けっこう有名な話だけど,字幕ってのはただしゃべってる英語を訳すのとは違うんだよね。
人間って,耳で聞いて理解するスピードよりも,文字を読んで理解するスピードの方がずっと遅いんで,極限まで短い表現が要求されるわけっす。この言葉選びが面白いんだわ。

カールじいさんの場合,字幕の山場はいきなり冒頭にやってきます。映画ニュースの中で,冒険家チャールズ・マンツの偉業をたたえてて,それを見たカール少年が冒険家を夢見るってシーンね。
ところがこの映画ニュースってのは後の物語全体の伏線にもなってるんで,あんまり勝手な訳をつけるわけにもいかないのよ。あとあとおかしくなるからさ。
早口でしゃべりまくりのわずか2分弱,文字にすると長いけど思い切って載せちゃいます。


Movietown News presents Spotlight on Adventure.
シネマニュース社がお送りする/「神秘なる冒険」
What you are now witnessing
あなたはついに目にする
is footage never before seen by civilized humanity,
文明に閉ざされたこのフィルム
a lost world in South America.
南米の失われた世界
Lurking in the shadow of majestic Paradise Falls,
その先には楽園の滝
it sports plants and animals undiscovered by science.
科学者も知らざる動植物
Who would dare set foot on this inhospitable summit?
前人未踏の地へいざ行かん
Why, our subject today, Charles Muntz!
その人物こそ/チャールズ・マンツであります!
The beloved explorer lands his dirigible, the Spirit of Adventure,
偉大な冒険家の飛行船は/スピリッツ・アドベンチャー号
in New Hampshire this week,
今週はニューハンプシャーへ
completing a yearlong expedition to the lost world.
失われた世界への旅は続く
This lighter-than-air craft was designed by Muntz himself
羽より軽いこの船は/マンツ自身の設計
and is longer than 22 prohibition paddy wagons placed end to end.
全長はトラック22台分をしのぐ
And here comes the adventurer now.
さあ,冒険の始まりです
Never apart from his faithful dogs,
忠実な犬たちが彼とともに
Muntz conceived the craft for canine comfort.
快適な空の旅を送ります
It's a veritable floating palace in the sky,
文字通りの空中宮殿
complete with doggy bath and mechanical canine walker.
浴室やエクササイズも完備
And, Jiminy Cricket, do the locals consider Muntz the bee's knees.
人々はマンツを大歓迎
And how!
まさに偉人!
Adventure is out there!
冒険はここにある!
But what has Muntz brought back this time?
マンツを駆り立てるものは何か
Gentlemen, I give you the monster of Paradise Falls!
皆さん,楽園の滝に住む怪物です!
And, golly, what a swell monster this is!
すごい!これは巨大な怪物だ!
But what's this? Scientists cry foul.
だが本物か?科学者は懐疑的
The National Explorer's Society accuses Muntz
探検家協会はマンツを非難
of fabricating the skeleton.
骨格標本は捏造だと
No!
(字幕なし)
The organization strips Muntz
マンツのメンバー資格を
of his membership.
剥奪した
Humiliated, Muntz vows a return to Paradise Falls
屈辱のマンツは再び楽園の滝へ
and promises to capture the beast alive!
怪物を生け捕りにすると宣言!
I promise to capture the beast alive,
怪物を生け捕りにしてみせます
and I will not come back until I do!
その時まで/ここに戻ることはありません!
And so, the explorer's off to clear his name.
探検家は名誉を求め大空へ
Bon voyage, Charles Muntz,
いざ行かん,チャールズ・マンツ!
and good luck capturing the monster of Paradise Falls!
楽園の滝に住む怪物を求めて!


あ,言い回しが大げさなのは,昔の映画ニュースの演説口調に合わせてるからです。
和訳をマジメにやったことある人ならわかるだろうけど,英文を日本語に直すときって,だいたい同じ長さになるもんなんだよね。でもここでの訳は実際のセリフよりかなり短いことに気づくと思います。これ以上長いと読み切れないんだわ。これでも長いぐらい。

「字幕ってオモロイぜ」と思ったのは2カ所。まずはココ。
This lighter-than-air craft was designed by Muntz himself
羽より軽いこの船は/マンツ自身の設計

これ最初は「マンツ自らの設計」だったんだわ。文字数は同じだから,ひらがな多い方が読みやすいかなーと思ってそうしたのね。ところが実際に映像を再生しながら読むと「マンツみずからの」って読まさるんで長いのな。「マンツじしんの」の方が短い。

もいっこ。
complete with doggy bath and mechanical canine walker.
浴室やエクササイズも完備

ここはかなり短いんだけど,映像の長さからするとこれがベスト。
doggy とか canine(どちらも犬って意味)を訳してないけど通じるの?って思うでしょ?
でも,ちゃんと映像で犬が泡まみれになってたり,マシンの上をトコトコ走ってたりするから,わざわざ訳さなくてもだいじょぶなのな。

うーん,たった2分間でこの面白さ。最後まで飽きずに行けるんでしょうか笑

<おまけ>
今気づいたけど,「文明に閉ざされた」ってなんか変だよね笑

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