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エイプリルの七面鳥…七面鳥とおばあちゃんの「ほっこり」 - 映像ぴっか!

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エイプリルの七面鳥…七面鳥とおばあちゃんの「ほっこり」





いい映画っすよこれ。ひょっとしたら有名なのかもしんないけど、
2003年のアメリカ映画「エイプリルの七面鳥」です。
トムと出会う前の若きケイティ・ホームズが主演だよ。

娯楽作ってわけじゃないから、アメリカ映画によくある派手なツカミもなし。
ある家族の日常と、ちょっとやんちゃ風カップルの慣れない料理が始まる。
状況説明みたいなシーンも少ないんで、
2、30分見てるうちになんとなくストーリーがわかってくるねって程度です。
正直最初はちょっと退屈かも。

ところが、淡々とした演技の中で、ふと小さな小さなトラブルが起こるのね。
赤い髪で黒い爪のおねーちゃん(この人がエイプリル)が
七面鳥を焼こうとしたらオーブンが壊れてるとか、
家族みんなでどっかに出かけようとしてるのに、
おばあちゃんが変なこと言いはじめるとか。

そういう些細なトラブルとそれを解決しようとする中で、
人の温かさとか切なさとか、そういう小さな小さなほっこりが積み重なる。
けっこう重い話題も出てくるけど、
ちょっとコミカルな演出なのでイヤな気持ちにはならないわ。

序盤は三谷幸喜の作品に似てるなーって印象を受けました。
余計な演出をせずに、演技とセリフだけでストーリーを運び、
同時に複数のストーリーが進みつつ最後には一本につながる。
群像劇ってほどバラバラでもなく、
ちょっとニヤッとする粋な演出があるという。

ケイティ・ホームズ/パトリシア・クラークソン/オリヴァー・プラット/デレク・ルークアリソン・ピル/アリス・ドラモンド/ジョン・ギャラガー・Jrショーン・ヘイズ/シスコ/リリアス・ホワイト/イザイア・ウィットロック・Jr

ところが中盤からはずいぶん違う印象になってきました。
三谷作品が「小さな小さな偶然が徐々に大きな結末へとつながる」のに対して、
この映画はずーっと小さいままです。
今風のおねーちゃんエイプリルにとっての七面鳥、
そしてその家族にとってのおばあちゃん。

この2つを同じ位置づけの小道具(おばあちゃんごめん笑)として、
最後まで小さな小さなトラブルと小さな小さなほっこりが続く。
逆に言えばそれだけ。

ならばエンディングはしょぼいかというとそうでもないよ。
あとで考えるとごく当たり前のことが起こるだけなのに、
オレは感動してほろほろ泣けました。
「エイプリルーそしてみんなー、本当に本当に良かったねー!」って
声を掛けたくなるほど。

映画ってのは、
非日常というか、非現実的な世界に飛び込むという楽しみ方がある一方で、
いかにも明日起こりそうな身近なテーマに共感するという楽しみ方もあるわけで。
この映画は後者の典型といえるかもしれません。堂々とオススメ!





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