南極料理人…「オーロラ?そんなの知るか」がすべて - 映像ぴっか!

南極料理人…「オーロラ?そんなの知るか」がすべて





「南極料理人」ですよ。
なんかもう、「信長のシェフ」と同レベルのインパクトあるタイトルですわ。
堺雅人主演ってことで、いやが上にも期待が高まります。

予想:
南極という厳しい環境下での遭難。救助を待つ中での料理人の使命とは。
彼の料理が南極の自然を凌駕するのか。
堺雅人の「静」と生瀬勝久の重い演技が光る。

あれ?全然違うな。
旨そうに刺身だの天ぷらだの食いながら「今日暑くない?」と上着を脱ぐ生瀨。
(南極なのに!)とわかりやすく心でつっこむ。
かなりユルい感じでスタート。

で、結局それが最後まで続くだけといえばそれだけ。
悪く言えばぬるいラーメンを2時間かけて食べさせられてるような、
そんな映画「南極料理人」でした。
決して南極物語ではなかった。


  • 南極料理人 堺雅人 きたろう 生瀬勝久



中途半端なんだよなー。
例えばこれがさ、極寒の地で死の淵を覗いた末に生還したあとのおにぎりは美味しいよねってのならわかる。
あるいは、基地にある限られた食材でこんなにも豪華な食事がぁっ!なら納得。

そのどちらでもありませんわ。
けっこう食材も豊富だし、基地の中は意外と家庭的。
つまりは普通の食事を普通の家で食べてる感じなのね。
それを、劇中と同じようなビールを飲みながら
普通の部屋で見てるオレがいると。

唯一違うのはオモテに出るとマイナス70℃でブリザードが吹きすさぶことだけ。

家族や恋人と離れて暮らす8人の隊員、
そのそれぞれに小さな事件が起こる。
慢性的なつまみ食いで食材がピンチに!とかね笑
そこから生まれる本当の人の心の温かさ。
良く言えばそうなるのかもしれないな。

あ、「孤独のグルメ」に似てる感じだね。テンポ的に。
せっかく南極なんだから、もっとドラマチックにすれば良かったのにね。

あでもね、南極ならではっていう小ネタがたくさんあって面白かったよ。
「あー帰りたいわー。西村さん、一緒に脱走しない?」
「え、どこに?」
みないな感じで。

毎日の日課は、曜日ごとに異なるビデオを見ながら、
食堂に集まってみんなで体操。
レオタードのお姉さんを見て、「おおぉぉ」とか
言いながら楽しそうに身体を動かします。
よく見ると1人だけ座ってニヤニヤしながらサボってる笑

すべてネタなんすよ。
レオタード姿を見てホントにおおぉぉって思ってるんじゃなくて、
そうやってみんなで盛り上がるのが楽しいのね。

職場とかでもあるでしょ?
ルーチンワークで楽しんじゃうこと。
そんな楽しさがわかる人なら、
この「南極料理人」は面白いと思うよ。

個人的には、
「それ南極じゃなくてもいいじゃん」って思うだけで。

そうそう、主題歌良かったわ。ユニコーンだねこれ。

ということで、なにやらとっ散らかりそうなので今日はここまで。
決して悪い映画ではないよ。
温厚バージョンの堺雅人が楽しめます。


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