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シモーヌ…シーンごとの「色合い」には意味がある




2002年の「シモーヌ(S1m0ne)」です。
あ、表記がSimoneじゃないのはわざとだよ。
天才プログラマーによって作られたデジタル美女シモーヌ
(文字通り「絶世の美女」だな笑)に出会った映画監督のお話なんで、
1と0を使ってお洒落してるわけね。
これって最近のドラマ「NUMB3RS」でもやってるな。
ちなみにシモーヌ役のレイチェル・ロバーツは
NUMB3RSにもこっそり登場するんだよね。

監督は「ガタカ」「トゥルーマン・ショー」「ターミナル」のアンドリュー・ニコル、
主演はアル・パチーノ。
あくまでコメディなのでリラックスして見られます。

[ストーリー]
すっかり落ちぶれ、女優にも見放された映画監督タランスキー。
プログラマーのハンクによって彼の元に届いたハードディスクには、
監督が理想とする女優シモーヌのプログラムが納められていた。
あまりにリアルなシモーヌに世間はすっかりだまされ、
あらゆるメディアに大絶賛。
まぁ裏ではタランスキー監督が必死で遠隔操作してるんだけどね。
さぁ今さら引っ込みがつかなくなった監督はどうやって切り抜けようとするのか。
そっぽを向かれた家族との関係は…。

ストーリーは実に単純ではある。まぁコメディだしね。

しかし、しかしだ!
ある理由でオレはこの作品を見ながら頭フル回転で画面を追っかけてました。
それは「色」なんです。

これは説明が必要だろうな。
この映画のシーンは、主に3種類に分類されて、
それぞれ独自の色合いをもってるんだわ。
 1.現実社会の「暖色系」
 2.タランスキー監督が創り出す作品(とそのセットも含む)の「青色系」
 3.プログラマーのハンクによるデジタル世界(作業場も含む)の「緑色系」





これね、わずかに色合いが違うとかじゃなくて、
網膜が焼けるほどはっきりした色合いの違いです。
これはきっと制作側からのメッセージに違いないと。
勝手にそう思ったオレは、
いずれこの色合いに矛盾が出てくるだろうと思っててさ。

確かにそんなシーンはありました。
売れに売れてるシモーヌのコンサートシーン。
ホログラムのはずの彼女なのに、画面はなぜか暖色。
それをテレビで見てる元奥さん、彼女の服は淡い緑色。

このあたりで
「ははーん、こりゃシモーヌに人格が生まれて、奥さんが精神崩壊するんだろー」
なんて思ってるんだけど、すぐあとで、
シモーヌがタランスキー監督の意図と違う行動をとったりするんだわ。
ところがだんだん色のルールがおかしくなるというか、ごちゃごちゃとういか、
結局関係ないの?ってな感じで映画は終わっちゃう。

あれ?終わっちゃったよ笑

いや待て慌てるな。
もし、もしもだけど、この色のルールが実際は適用されていたとしたら…
ちょっと別のストーリーが見えてくるぞ。

終盤、警察のある勘違いでタランスキー監督が捕まっちゃいます。
彼はシモーヌの真実を伝えたいんだけど相手にしてもらえないのね。
彼のある行動が裏目裏目に出て困ったことに…。
まぁ最後には家族がなんとかしてめでたしっていう普通の流れなんだけど。

この長い長いシーン、
彼のある行動も、警察の取り調べシーンも、画面は「真っ青」なんです。
おや?青色系ってのは確か監督が創り出す映画の色だぞ?
もしもこの一連の行動がすべて「監督の狙い」だとしたら…
結局彼はシモーヌ、家族というやっかいな2つの案件を
見事に(自分の意思で)解決したことになる。
これが真のストーリーに違いない!

まぁ違うっぽいけどさ笑 でもこういう見方も楽しかったな。





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