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ホワイトハウスダウン…ちょっとずつ全部平均以上 




同時期に公開された「エンド・オブ・ホワイトハウス」となにかと比較される、
ローランド・エメリッヒ監督の「ホワイトハウス・ダウン」です。
2013年のアクション作品ね。

まぁ両者は見事に似てますわ。
ホワイトハウスをテロリストが占拠して、
軍が出動するも先読みされており、
1人のヒーローと子どもが大活躍してみんなを救うとか。
もう両方の映像ちょこちょこ入れ替えても気づかないぞってくらい。

それでもオレはこっちの「ホワイトハウス・ダウン」の方が面白かったです。
あれだ、エメリッヒ作品ならではのエンターテイメント性というか、
余計な整合性とか考えずアクションに徹してるというか、
もう好きに作ってるねぇっていう良さですかね。
まぁ相変わらず米軍礼賛の映像が多いんで、
そのへんに嫌悪感のある人はうんざりしちゃうかもだけど。
それはほら、エメリッヒ監督なんだからしょーがないじゃん笑

テロリストの襲撃が始まるまでの序盤が意外と長いです。
あとで気づくんだけど、ストーリー的に
ある程度長くしなきゃなんない理由があるんだわ。
ここじゃ言わないでおくけどさ。
退屈させないように、ホワイトハウス見学ツアーで
美しい映像を挟みながら、各キャラクターの背景を説明するという、
なかなか上手な進め方をしてます。


オレ基本的に子役って嫌いなんだよね。
なんか、下手すぎて全くの飾り物になるか、
いかにも養成所っぽいしゃべり方のどっちかじゃん。
ライバル作品(?)の「エンド・オブ・ホワイトハウス」にも子役は出てくるんだけど、
これがまたなーんにも演技できないのね。
普通に考えたらキャストからはずすだろって思うんだけど、
大人の事情かなんか知らんけど長々と出てくる。

でもね、こっちの「ホワイトハウス・ダウン」の子役ジョーイ・キングはとっても良かったよ。
んまぁ確かに、大統領の熱狂的なファンである11歳の政治オタクという、
ちょっと考えればおかしな設定だし、
最初っからやたら前面に出てくるんで(また大人の事情か?)、
確かに違和感はあるんだけどさ、
最後は彼女の大活躍に思わずガッツポーズしてました。
いかにも現代っ子という自然な演技がうまいっすね。
日本と違ってやっぱハリウッドは人材豊富だなぁ。

ということで、
ものすごい傑作ってわけじゃないんだけど、
1年に1回ぐらい見たくなる「インディペンデンス・デイ」のような、
ハズレの少ないエメリッヒ監督らしい映画でした。


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レッド・ライト…「オカルトvs科学者」に騙されてみよう




2012年のサスペンス映画「レッド・ライト」です。
超能力とか心霊現象といった超常現象がテーマね。

シガニー・ウィーバーがインチキを暴こうとする物理学者マーガレット、
ロバート・デ・ニーロが伝説の超能力者シルバーを演じてます。

超能力がテーマと言っても、
X-MENみたいなヒーローものの娯楽作じゃないよ。
画面はコントラストが弱く、BGMも控えめのおとなしい映画。
ただ、最後まで見ると、この緻密な構成には
ちゃんと意味があったんだとわかって、
なかなかに「おーいい作品じゃねーか」と思わせる作りでした。

序盤は、
マーガレットが各地で起こる超常現象を調査しに出かけては、
インチキばかりで幻滅するという流れ。
このあたりは、トンデモにちょっと詳しい人だと楽しいと思うよ。
降霊術だの自動筆記だの、
いかにもアレでしょ?っていう現象がたくさん出てくるから。

でね、このシルバーっていう盲目の超能力者が
他とはちょっと違う感じなんだわ。
かつて、マーガレットがトリックを暴こうとして敗れ去ってて、
助手のトムにも「手を出すな」って訴えるんだけど、
トムはその制止を振り切って単独で調査に乗り出すんです。





ところが、その調査を始めた途端、
電子装置が派手にショートしたり、
窓に鳥がぶつかって死んだり、
そういう不思議なことが次々と起こり始めるのよ。

これね、心のどこかで、
「この不可思議な現象を科学的に解き明かして欲しい」
という気持ちと、
「映画なんだから、科学の枠を超えた超自然的な出来事があってもいい」
という気持ちが同居するんだよね。

不思議な事件の数々にしても、
映画的な見せ方はサスペンスなんだけど、
単なる手品的なトリックで片付けようと思えば
いくらでもできるという作り方をしてんのね。
見てる側のわくわく感を上手に繋ぎ止めるような
丁寧な作り方に好感がもてますわ。

そして、いよいよ
マスコミ各社が注目する中、シルバーの超能力実験が行われます。
これもさ、結局はシルバー側が認めた科学者しか実験に立ち会えないんで、
どうも陰謀の空気を感じるのね。
それを許さない助手のトムは力ずくで実験に参加します。
一方では余裕たっぷりのシルバー。

さぁ、どっちが勝つのか、
あるいは想像もしない結末が待っているのか…。
あとは実際に見て確かめてください。

…いや、もう言っちゃおう!予想を超えるラストは必見だ。
全てを知ったあとでよく考えると、
超能力者シルバーは「ある事実」に気づいてて、
だから30年ぶりに復帰したんだね。
それをちゃんと途中のセリフで言ってましたわ。
でもきっと気づかないと思うよ。わざと宗教家っぽい難しい言い回しにしてるし。

超常現象とか、それを暴く実証科学とか、
そういうものに興味のある人にとっては、
とても面白い作品だと思うな。
「オッカムのカミソリ」というセリフが説明なしに出てくるあたり、
どんな人に見て欲しいかを物語ってるように感じました。

そして、そういう視点でこの作品を見ると、
(いい意味で)見事に裏切られるよ。


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フライトプラン…見る人を選ぶサスペンス




ジョディー・フォスター主演、2005年の「フライトプラン」です。

これね、ちゃんとサスペンス映画だとわかった上で見た方がいいよ。
飛行機が舞台だからって、勝手にパニック映画だと思わないでね。

[ストーリー]
不慮の事故で夫を亡くした、元航空技術者のカイル(ジョデイー・フォスター)。
6歳の娘と乗った旅客機は何ごともなく離陸した。
しばらく寝入ったカイルが目覚めると、娘の姿が消えている。
乗務員たちが機内を探しても見つからない。
肌身離さず持ち歩いていたぬいぐるみも座席に放置されたまま。
誘拐されたと確信し心乱れるカイルに対し、
登場名簿に娘の名が存在しないことが告げられる…。

そうなんよ。最初は誘拐事件だと誰もが思うのね。
だって娘は実際にいたもん。
ところが名簿にない。それどころか死亡証明書すら確認されます。
このあたりで2つの可能性が見えてくるわけで。

・娘はすでにこの世におらず、すべてはカイルがみた幻覚である。
・娘は誘拐されており、書類は何者かが偽造したものである。

この2つの可能性のどちらかなんだけど、
両方あり得るとして見続けた方がずっと面白いです。
どちらであっても一応は筋が成り立つのがうまいっすね。


  • フライトプラン ジョディ・フォスター



仮に娘が幻だとすると…
確かに、夫を失ったカイルが精神的に追い詰められて、
いもしない犯人を躍起になって捜し回るのもうなずける。
そういえば娘さんも、なんだか無表情で幽霊っぽかったしなぁ。
冒頭はいかにも心理サスペンスっていう見せ方だしなぁ。

仮に娘が誘拐されたすると…
乗務員も乗客たちも、なんだかみんな犯人っぽい表情をする。
犯人の目的は何なのか、そして娘はなぜ見つからないのか。
カイルが機内の構造に詳しいのも、技術者だから納得。

さて、この「フライトプラン」が
シックス・センスなのか、あるいはダイハードなのか、
そのどちらなのかは終盤までわかりません。
でもね、どっちなのかがわかった後でも、
「いやひょっとしたらまたひっくり返るかも…」って
勝手に考えちゃう自分を楽しんだりもできるよ笑

まぁ確かに、2つの相反する可能性が両立してるってことはさ、
裏を返せば、どっちであっても細かい矛盾は残っちゃうわけよ。
当然、回収されない伏線もあります。
まぁ意欲的な脚本だってことで、そのへんは許してあげようよ。

サスペンスらしく、なかなかスピード感ある画面でした。
でもねぇ…ド派手な墜落シーンがあるわけでもないし、
一発の銃弾も飛ばないけど、なぜかアクション性を感じちゃうのよ。

そのわけは、
機内という狭い環境で、カメラが縦横無尽に動き回るせいだと気づきました。
機内で全力疾走するジョディ・フォスターをカメラが真横で追っかけたり、
明らかに座席の上をカメラが横切ったりね。

このあたりは特典映像で種明かしがあります。
なるほど…上手いこと撮るもんだねぇ…。

ということで、
この記事で紹介した程度の予備知識をもってから
この映画「フライトプラン」を見ると、
なかなか面白い作品だと思うよ。

客を選ぶ寿司屋みたいなもんだな。
こっちは穴子を注文して通ぶっちゃえ笑




エンド・オブ・ホワイトハウス…ちょっとずつ全部平均以下




2013年の「エンド・オブ・ホワイトハウス」です。
エメリッヒ監督の「ホワイトハウス・ダウン」と同時期の公開なんで、
ごちゃごちゃになりがち笑
今日は「エンド・オブ~」の方ね。

韓国の総理をホワイトハウスに迎えた大統領。
その会合の最中、謎の軍隊から陸空の同時攻撃を受ける。
政府要人とともにバンカーに避難するも、
それこそが韓国籍テロリストたちの罠だった。

日本海と在韓米軍の即時撤退を要求する犯人グループに対し、
なす術がないアメリカ政府。
だが、ホワイトハウス内には元シークレットサービスの
マイク・バニング(ジェラルド・バトラー)が残っていた。

果たして彼は、テロリストの手から
大統領と息子、そして合衆国を
守ることができるのか…。

てなストーリーです。





えーとね、ストーリー自体はめっちゃくちゃ単純だわ。
登場人物たちにしても、
・無能な大統領とその側近たち
・肝心なところで無計画なテロリスト集団
・元SPのバニングだけが大活躍
という、これ以上ないほどわかりやすい構図。

あれだ、ダイ・ハードっぽいわ。
ナカトミビルじゃなくてホワイトハウスだし、
ジョン・マクレーンの代わりにジャック・バウアーって感じだけど。
でも密かにテロリストを1人ずつ倒してくのは似てる。
(ダイ・ハードの方が100倍面白いけどな)

冒頭の、ホワイトハウス襲撃シーンはすごかったわ。
ハリウッド的な「ツカミ」は完璧です。
ただ、そのあと中盤はかなりダレるね。
テロリストを1人ずつやっつけるだけだし。

ほら、ダイ・ハードはテロリストを追い詰めるための
作戦とか会話のやりとりとか、
そういうのが面白かったじゃん?

この「エンド・オブ・ホワイトハウス」は、
なにやら暗がりで黒づくめの奴らを
殴ったり撃ったりっていうだけで、
あんまりわくわくしないのな。
地味な「沈黙シリーズ」とでも言えるかな。

あまりにストーリーが単純すぎて、
序盤の伏線の数々が見事に裏切られました。
「わかりやすいフラグ立てるなぁ」って思ってたら、
あれ?ってなるよ笑

アーロン・エッカートやモーガン・フリーマンという、
いかにも「いいとこ持って行きまっせ」な2人が
最後までダメな指揮官だったのもちょっと面白かったわ。





コープス・ブライド…死にたくなる映画





ここんとこ、ストップモーションアニメでいい作品が続々登場してきたね。

最近だと「パラノーマン ブライス・ホローの謎」はすごかった。
ティム・バートンも「フランケン・ウィニー」を作ってるけど、
正直これは大したことなかったかな。

このタイミングであえて2005年の作品をご紹介。
今でも真似できない楽しさと美しさを持つ作品、
それがこの「コープス・ブライド」です。

いや実際ね、ストーリーなんかはそれほど面白いって感じでもないんだわ。
もちろん、ティム・バートンらしい「切なくて温かい物語」は堪能できます。
できるんだけど、そんなに派手なお話ではないのね。

[ストーリー]
没落貴族の政略結婚として初めて出会った
ビクター(ジョニー・デップ)とビクトリア。
惹かれあう2人だったが、ちょっとしたことから
ビクターは墓から蘇った死者の花嫁(ヘレナ・ボナム=カーター)と
婚姻の誓いを交わしてしまう。
2人の花嫁とビクター、どうすべきか…。ビクターの決断。
そして、賑やかな死者の世界の住人たちが宴の場に選んだのは、
地上の暗い世界だった。蘇った死者による盛大な結婚式が始まる…





見所は3つかな。

まず1つめ、「リップシンク」です。

アニメやCGなんかでは当たり前に行われてるけど、
セリフに合わせて口の形がちゃんと変わるっていうアレね。

さて、これをストップモーションでやろうとするとどうなるか…。
実はこれ、人形の顔の内部に複雑な機械仕掛けがあって、
耳の穴にちっこいドライバー突っ込んでくるくる回すと、
口元の形が変わるのね。
これをセリフに合わせて1コマずつ撮影するわけです。

ね?すごいの通り越して笑えるでしょ?
それほど職人のこだわりがある作品なんすよ。
これほど見事なリップシンクの作品は今でも見たことがないです。



見どころ2つめ、「花嫁の衣装」です。

もちろんウェディングドレスなんだけど、
これが見事に「はためく」んです。ひらひらするの。

特に、森の中でビクターと一緒に踊るシーンがあってさ、
月明かりの中で花嫁がくるくる回ったりすると、
ベールやドレスが美しく風に舞います。

え?何がすごいかって?
ストップモーションだってこと忘れないでよ。
風に舞うレースの生地も、
空中に静止させた状態で1コマずつ撮ってるわけで。

これは、レース生地の中に細いワイヤーを何本も仕込んで、
形を整えたら、そのままの状態を保つようにして撮影してるんだってさ。



では最後、3つめの見どころは…

この作品を見終わった最初の感想は「死にたくなる映画」でした笑
それほど地下の死者の世界が楽しそうなんだわ。

ティム・バートン監督のインタビューにもあったけど、
この作品は一般的な常識とは逆に、生者の世界は規律に縛られて抑圧された社会、
そして死者の世界はそこから解放された自由な社会、という設定なんだよね。
だから画面もさ、生者の世界はモノトーンだし、死者の世界は原色だらけ。
このコントラストのつけ方はさすが。
もうね、「うわみんなで死にてー」って思うから笑

まぁ見といて損はない作品だよ。
これから見るって人にもっかい念押しとくけど、コレCGじゃないからね笑





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